骨董品を売るときはオークションと買取業者どっちがお得?
骨董品の売却を検討されている方が考えることは「できるだけ高く売りたい」ということではないでしょうか?
時々、有名画家の作品などがオークションにて数億円で落札!なんてニュースを見かけます。
そういったニュースを見ると家にある骨董品もオークションに出品すれば、すごい金額になるかも!と思われるかもしれません。
骨董品は専門の業者に買い取ってもらうこともできますが、オークションと比べるとどっちがお得なのでしょうか?
また骨董品をオークションに出すためにはどのような手順や手続きが必要なのか、メリット、デメリットなども含めて紹介させて頂きます。
ネットオークションに関しては国内最大手であるヤフオク(ヤフーオークション)を例に紹介していきます。
ヤフオクではチケットや金券、不動産など出品できないものもありますが、骨董品を出品することに問題はありません。
出品を行う上で必要なものは会員登録(要本人確認)、代金を受け取る準備(口座やヤフーの決済サービスなど)、出品状況などを把握するためのメールアドレスです。
これらの準備が整えば出品をすることができます。
出品に関しては出品完了までサイト上で分かりやすく案内してくれますので、案内に沿って必要な情報の入力や設定を行いましょう。
出品が完了した後であっても、まだ終わりではありません。
入札希望者から質問などがある場合もあり、質問があった場合は早く丁寧に回答する、必要があれば補足や写真の追加などを行う必要があります。
売買が成立した場合は落札者と連絡を取り、入金が確認できれば商品を発送する流れとなります。
売買が成立しなかった場合は、再出品や条件や金額などを再度検討することになります。
以上がヤフオクで骨董品を出品するまでの流れとなります。
次にヤフオクで骨董品を出品するメリットとデメリットを説明します。
まずはメリットですが、冒頭でも触れたようにヤフオクは国内最大手であるため、利用者は1,600万人を超え利用者の年齢層も幅広いです。
そのため、骨董品を含め様々な商品に対して需要があり売れやすい市場となっています。
次にデメリットに関してですが、落札価格に応じた手数料が8.8%または10%かかる。(月額税込508円のYahoo!プレミアム会員に加入していれば8.8%)
出品から落札者との対応まで全てを自分で行う必要があるため、責任と苦労が多い。
最も大きなデメリットは個人間の取引ということもあり、実績が少ないと高値で落札されにくいことです。
そのため、自分の予想よりも低い落札となることも少なくありません。
会場に多くのバイヤーが集まり競り合う形となるオークションについて紹介します。
このタイプのオークションへの参加は個人、または骨董品の買取業者に委託という形で進めることができます。
オークション出品前には主催側や買取業者が鑑定を行うため、売却後に真贋に関するトラブルが起こる心配はありません。
また、買取業者がオークションを主催している場合もあり、落札されなかった場合は業者が規定の金額で買い取ってくれることもあります。
このオークションのメリットは買取額が相場よりも高い金額で落札される可能性があることです。コレクターが集まるオークションにタイミング良く出すなどの工夫や運に左右される部分も大きいですが、高値が付く可能性があることは大きなメリットです。
また、売買の間には主催者が入っているため個人間の売買に比べトラブルが少ないこともメリットの1つです。
デメリットとしてはネットオークション同様に手数料がかかることです。
手数料は主催ごとに異なりますが10~15%と考えて良いでしょう。
また、オークションの開催時期は決まっているため、自分の好きなタイミングで売ることが
できず、現金化まで時間がかかる点も気になるところです。
オークションという形式上、落札額が予想より高くなることもあれば、その逆もあります。
さらに手数料もかかるため、買取業者に買い取ってもらった方が手元に残る現金は多かったということも起こり得ると思います。
このようにオークションと業者による買取はともに一長一短です。
個人的には手間や現金化までの時間などを加味し、業者による買取を選びますが人それぞれだと思います。
しかし、骨董品をオークションに出品する際はそれぞれのメリットとデメリットをしっかりと理解した上で行うようにしましょう。
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