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香木

『香木』の骨董品としての価値や買い取りについて

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香木

香木とは、その名が示す良い香りを放つ木です。

有名な種類として「白檀」、「沈香」などがあります。

香木に関する記載は「日本書紀」にもあるほど歴史が古く、天下第一の名香とよばれる「蘭奢待(らんじゃたい)」から切り取った香木を、かつての権力者たちは持っていたと言われています。

今回の骨董品買取コラムでは「香木」の買い取りから魅力、歴史や香木の種類についてご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

香木の魅力

香木には、大きく分けて2種類の香りがあります。

それが「白檀」と「沈香」です。また、香木の種類の中には「伽羅」と呼ばれるものもあります。

こちらの伽羅は最高品質の「沈香」を指す種類であり、非常に希少価値の高い香木の1つとされています。

香木は骨董品としての価値も非常に高く、愛好家も多いという特徴があります。

種類によって香りは違いますし、同一の種類であってもその一つ一つがまた微妙に違っていることも香木の大きな魅力の一つといえるでしょう。

そのまま香木を飾っておいても絵になりますし、香木の中には焚かずとも香りを発する種類もあるのでインテリアとしてだけでなくアロマとしても活用されることから鑑賞して楽しむだけでなく香りを楽しむといった1つで2つの楽しみがあるのも大きな特徴です。

香木の歴史

香木が日本に伝わったのは、595年の4月と言われています。

そして、香木が調停に献上され重宝されたという記述が日本書紀にもあることから、香木の歴史は非常に古いというのがうかがえます。

東大寺正倉院には11kg以上もある非常に大きな香木「蘭奢待」が収められています。

蘭奢待はかつての権力者が切り出した跡があり、その跡には付箋が3枚貼られています。

それぞれの付箋に室町幕府の8代将軍足利義政、織田信長、明治天皇?3名の名が記されており、誰が蘭奢待のどこを切り取ったのかがわかるようになっています。

香木の種類について

蘭奢待

香木の種類は大きく分けて「白檀」、「沈香」、「伽羅」の3種とされています。

正確には、伽羅は沈香の中の1種ではありますが沈香の中でも最高級品質のものであり高額買取に期待できる一品といえるでしょう。

沈香と白檀は、元となる木が違います。

また、白檀は常温でも香りを発するのに対し、沈香は熱を加えて焚くことで香りを発します。

そのため香りを発するインテリアとして香木を飾るような場合は沈香より白檀が適していると言えます。

香木の価値と買取り

香木の価値は香木の種類や作られた場所、大きさや年代などが影響して大きく変わります。

特に最高級品と言われる伽羅の場合だと、同じような大きさ外見をしていたとしても実際の価値は数十~数百倍も違っているといったこともあります。

買取業者の中で香木を取り扱っているところは多くはありませんが、香木の買取を依頼する場合は適切な鑑定が行える業者を選別することが何よりも重要になってきます。

そのため、香木の買取依頼を行う場合は豊富に扱っている買取業者を選んだり、さまざまな業者に査定を依頼したりすることが重要になってくると思います。

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