「珊瑚」と聞いて思い浮かべるのは海の中に存在する赤い木の枝(原木)をイメージするか、宝石などの赤い装飾品ではないでしょうか。珊瑚は植物ではなく動物で「珊瑚虫(サンゴチュウ)」と呼び、1cm伸びるのに数十年かかると言われています。
珊瑚は養殖が出来ないなど、希少価値の高い骨董品であり、種類は「血赤珊瑚」「赤珊瑚」「桃珊瑚」「白珊瑚」と、他にも多くの種類が存在しています。宝石珊瑚でいえば、高知県の日本産珊瑚「血赤珊瑚」は世界的に見ても特に最高品質の珊瑚で高値取引されることが多いのです。
宝石として扱われるのは「宝石珊瑚」それ以外は「造礁珊瑚」と呼びます。
もし御自宅に眠る不要な珊瑚の品物があれば一度買取店に査定依頼してみてはいかがでしょうか?思っていた以上の値段がつくかもしれません。
こちらのページでは珊瑚の買取り店をご紹介していきますので、手放そうと思っている品物があればぜひ参考にしてみてください。
まずはネット上で公開されている珊瑚の買取情報の【画像】【品名】【買取価格】を集めてみましたので、実際にどんな買取実例があるかを見て行きましょう。
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高知県産
血赤珊瑚 原木買取価格
250,000円
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高知県産
血赤珊瑚 原木置物買取価格
200,000円
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高知県産
血赤珊瑚 原木置物買取価格
110,000円
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高知県産
血赤珊瑚 原木置物買取価格
??????円
珊瑚の買取で高い品物の特徴として一番に思いつくのは「珊瑚の種類」「品質」「保管状態」ではありませんか?素人には「高額な珊瑚」と説明を受けても、大きく劣化などしていない限りは珊瑚の種類だけでは判断が付きにくいものです。ここでは珊瑚の中でも高額値段の期待できる「血赤珊瑚」で見て見ましょう。
上の4つの画像の中で、
どの珊瑚の原木が高価買取してもらえる珊瑚に見えますか?
4つの珊瑚の原木はどれも似たような感じの品物ですが、
また偽物の珊瑚はプラスチックや樹脂などで作られる事があり、一見して分かりにくいのですが、持った時に軽く、珊瑚特有の石のような重さが無い物が挙げられます。極端な話、ハンマーなどで叩いて音で確認する方法もありますが壊れる可能性があるので、自分自身で手を加えたりせず、必ず専門業者に依頼するのがいいでしょう。
品物の判断は素人には難しく、珊瑚の買取価格は
珊瑚に限らず骨董品は古くとてもデリケートな物ですので、買取店に売る前に汚れや破損があっても修復しようとしたりせず、そのまま依頼しましょう。どうしても気になるようでしたら買取店に相談の上、依頼するのがオススメです。
数ある骨董品の中でも珊瑚も例外ではなくデリケートな品物で、特に珊瑚の原木・彫刻は下手な梱包をして壊す・傷が付くと大変勿体ないので、基本的には宅配買取はオススメできません。また、ほとんどの珊瑚買取店では保証書や鑑別書などが無くても買取してもらえますが、揃えて一緒に買取依頼をする方が高く買取してもらえる傾向にありますので、手放す前に付属品などの確認も大切です。
珊瑚は大きいほど希少性が高く値段が付く場合があり、カラーや色ムラ、キズなどにもよりグレードが変わってきます。
店舗による価格の差で、おおよその適正な価格も自分自身の中で分かってくるので、「これくらいの値段なら手放しても良いかな?」と思える基準も出てきます。
また骨董品の買取り業者のほとんどは、査定料が無料のお店が多く、無料相談からでもOKというのもあるので、いきなりの査定はちょっと嫌だなという方は、まずは相談から受け付けてくれるお店で見てもらい、自分自身で最後は納得の行く珊瑚を扱う専門店で買取の取引をしましょう。
珊瑚買取でオススメの骨董品買取店はこちら
珊瑚の分類にはどのような種類があるか、「骨董品買取業者が積極的に買取している珊瑚」をご紹介しますので、こちらを参考にしてみてください。
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血赤珊瑚
「血赤珊瑚」は水深100m~300mの海底から引き上げ採取しており、赤珊瑚の色が特に濃い一級品に「血赤珊瑚」とつけられます。また高知県産の「血赤珊瑚」は世界でも最高級品で希少価値の高い赤珊瑚です。丸形にカットされた宝石珊瑚などは人気ですので、ご自宅に「血赤珊瑚」のアクセサリーなどがありましたら珊瑚買取店に依頼してみると、意外な値段で買取してくれるかもしれません。
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赤珊瑚
地中海沿岸の各国で採取される水深50m~200mの浅い場所に生息する「赤珊瑚」はまたの名を「紅珊瑚」と呼びます。各国で採取できるため希少性はそこまで高くはありません。地中海の「赤珊瑚」は日本の「赤珊瑚」と違い「フ」と呼ばれる白い骨のような部分が無く、模様が出ずに仕上がりが綺麗な珊瑚になります。売ろうか迷う「赤珊瑚」がありましたら、買取店への依頼をオススメします。
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桃珊瑚
「桃珊瑚」は日本近海の水深200~500mの深い海底から採取され、赤から白に近いピンク色の物で幅広く存在します。素人ではピンク色の物以外は「桃珊瑚」と判断しにくい珊瑚ですが、薄いピンクで単一の色味の「桃珊瑚」は海外では「エンジェルスキン」と呼ばれ、珊瑚買取では高額値段の期待できる珊瑚となります。
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白珊瑚
水深100~400mの海底から採取される「白珊瑚」は名前とは異なり実際の色は薄いピンク~セピア色をしています。加工前は桃珊瑚と似ていて、磨く事により白っぽい色になりますが骨軸を確認しないと判別できない場合もあるため、専門家の居る珊瑚買取店に依頼がオススメです。純白の美しい「白珊瑚」であれば希少性が高くなる可能性があります。