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珊瑚

『赤珊瑚』の骨董品としての価値や買い取りについて

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血赤珊瑚のイメージ画像

イタリアで多く産出される「赤珊瑚」は、健康祈願や不妊症を直すお守りとしても人気があります。日本産の赤珊瑚といえば、「血赤珊瑚」の方が有名で骨董品としての価値も上です。それでも赤珊瑚は、桃珊瑚や白珊瑚より価値があり、買取市場でも活発に取引されています。今回の骨董品コラムでは、そんな赤珊瑚の買い取り、特徴や魅力、歴史、作品などについてご紹介します。

赤珊瑚の特徴・魅力

赤珊瑚は主に地中海で採れる宝石用の赤い珊瑚のことです。日本で採れる血赤珊瑚ほど赤の色が深くありませんが、血赤珊瑚がみつかるまでは珊瑚の中で最も価値の高いものとみなされていました。昔は10m以下の浅瀬にも生息していたのですが、浅瀬のものはすでに採取済みで、今では水深10~300mの深い所にしか残っていません。自然のままの珊瑚の表面はかなりラフですが、磨くことにより光沢が生まれ宝石として使うことができます。

赤珊瑚の歴史

赤珊瑚は古代ギリシャの神話にも出てくるほど歴史の長い宝石です。初期の頃はインドなどアジアからの需要が多かったという記録も残っています。赤珊瑚はその色のため、魔除けとしても使われていました。例えば古代ローマでは子供を悪から守るために赤珊瑚をネックレスにして子供の首の回りにぶら下げていました。また20世紀のイタリアでは不妊症を直すお守りとして女性にも人気がありました。近代になってからの赤珊瑚の生産は主にイタリアのナポリ、ローマ、ジェノアで行われていました。特にナポリ近郊のトレ・デ・グレコでは1790年に帝国珊瑚協会が結成され、これを機に珊瑚業が発展していきました。

赤珊瑚の作品

赤珊瑚の作品には、1938年に作られたエジプトのファリダ女王の宝石が有名です。これはネックレス、イヤリング、ブローチをセットにしたもので、赤珊瑚の赤色が見事に活かされた作品です。現在はナポリの珊瑚宝石博物館の所蔵されています。またアメリカのブルックリン博物館には、1920年代にアメリカインディアンのナバジョ族が作った首飾りが所蔵されています。これは赤珊瑚の細長いビーズで作った6本のネックレスを束ねたものです。この首飾りには緑の小さ目のネックレスが2本ついています。ただしこの緑のネックレスの材料は不明です。その他赤珊瑚は中国では彫刻を施した置き物にも使われました。

赤珊瑚の価値と買い取り

前述のように赤珊瑚は血赤珊瑚に比べるとその価値は下がりますが、それでも他の桃珊瑚や白珊瑚よりはまだ価値が高くなっています。珊瑚が持つ問題の中に「虫食い」と呼ばれる現象があります。これは海の中で倒れてしばらく時間がたった場合に起こる傷みのことです。珊瑚では虫食いのある部分は宝石としては価値が劣ります。現在赤珊瑚の作品をお持ちで、買取を探している場合には、虫食いなどの問題がないかまずチェックし、その上で専門家の鑑定を受けてください。

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