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中国美術

『翡翠』の骨董品としての価値や買い取りについて

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翡翠のイメージ画像

中国美術における翡翠は、中国で金よりも大事にされた翡翠、不老不死を祈願するための宝石だったことで知られています。今回は、そんな翡翠の買い取りや歴史などに関してご紹介します。

翡翠の特徴・魅力

「翡翠(ひすい)」は中国で長い歴史を持つ宝石です。翡翠にはジェダイト(硬玉)とネフライト(軟玉)の2つの種類があります。これら2つの翡翠は物質的にまったく異なる種類のものですが見た目が似ているためどちらも翡翠と呼ばれてきました。色には深緑が多いですが、その他にも白、ピンク、薄紫色、青、黒、黄色など全部で約15色あります。その中でも、「羊脂玉」と呼ばれる透明感のあるクリーム色のネフライトは価値の高い物とされています。中国で産する翡翠はネフライトのみですから、一般的に中国美術の翡翠といわれているのはほとんどがネフライトで作られたものです。ただし近代になるとミャンマーからジェダイトが中国に輸入されるようになったため、中国製の翡翠工芸品にもジェダイトのものもあります。ジェダイトはミャンマーの他、日本の糸魚川市の姫川周辺でも産出されます。

翡翠の歴史

翡翠は中国で金よりも重宝がられた宝石で、ブレスレットにして代々受け継いだり、精細な彫刻を施して装飾品や置物、また皿などに利用されました。壊れにくい特質から、ヨーロッパでは石斧として使われた記録も残っています。中国では不老不死や再生を願う場合に使われ、古代では皇族などの墓に使われました。秦の始皇帝の遺体も翡翠で覆われていたことがわかっています。日本では縄文時代にすでに翡翠が加工された記録が残っており、山梨県では世界最古の翡翠の大株が見つかっています。

翡翠の作品

中国美術の翡翠の作品として最も有名なのは、台湾の「台北国立故宮博物館」に展示してある「翠玉白菜」でしょう。この作品は18~19世紀に作られたものですが、作者は不明です。白菜を形どったものでジェダイとの翡翠で作られています。大きさは18.7cm x 9.1cmとそれほど大きな作品ではありませんが、白と緑がうまく混合した自然の翡翠を使って、上部の緑で白菜の先端の葉を表し、白い下部は白菜の芯部を表現するのに使われています。また上海博物館には翡翠ギャラリーがあり、紀元前のものから清時代に至るまでの翡翠の作品400点が展示されています。時代による特徴の変化をみることができます。

翡翠の価値と買い取り

一般的に翡翠では、ジェダイトのみが宝石として価値があると言われていますが、ネフライトでも、そこに施された装飾によっては価値が高いものもあります。また、前述のようにネフライトの「羊脂玉」のように色によって翡翠としての価値も変わってきます。ジェダイトとネフライトを識別するには、光を当て、透かして見た時の繊維の状態から判断しますが、経験や知識が豊かでないと見分けることは簡単ではありません。もし翡翠をお持ちで買取り先を探していらっしゃる場合は、専門家の鑑定を受け価値を判断してもらうことが大切です。

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